下り坂には下り坂のテクニックがある

2011.12.31

景気の後退期にどのような経営を行うか。企業経営者はおおいに悩むところである。私は、景気が上昇期にあるときと後退期にあるときとではそれぞれ異なるテクニックがあるのではないかと思っている。それは、駅伝に上りのスペシャリストと下りのスペシャリストがいることによく似ている。下り坂ではどうしてもスピードが出やすいが、出しすぎるとひざに負担がかかり、あとで足にダメージがくる。加速を制御し、腕を大きく振り、足を
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財務部長の悩み

2011.12.31

大手商社の財務部門に勤めるTさんは、異業種交流会で知り合ったベンチャー企業の経営者から、スカウトされる。彼を待ち受けていたものとは?企業トップが業績悪化の責任をとって退任するという話は、よくある話である。後任者は、まず業績回復のためのシナリオを描くことからはじめるのが一般的である。大変な仕事ではあるが、その業務遂行を期待されての就任であり、やりがいと熱意を持って臨む人々が多いだろう。三十四歳のTさ
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繰り返される類似策

2011.12.30

失業対策事業はモラルハザードを生む。再就職にはつながらない。30年以上にわたった失業対策事業の反省はそこにあったはずなのだが、実際には類似の政策が不況のたびに繰り返されていった。たとえば、2002年から2004年にかけて実施された緊急地域雇用創出特別交付金もそうである。地方自治体ごとに失業者の雇用吸収につながる事業を立案して、おもに民間企業やNPOなどに委託する形で6ヵ月以内の期間で雇用する、とい
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数字はごまかさない

2011.12.27

「年収の希望はありますか」あるいは「給料など経済的な条件について希望はありますか」などと先に数字を言わせようとする相手の場合は、「私なりに納得できる水準は考えていますが、貴社としての、この仕事に対する報酬の水準や、私に対する評価ということもあるでしょうから、考えをお聞かせください」とでも押し返そう。どうしても自分から言う展開になった場合、たとえば、次のように言えばいい。「今の会社の年収は昨年六〇〇
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環境条件を整えておく事が望ましい

2011.12.24

統計的差別にもとづいて仕事の配分をし、教育・訓練をし、昇進管理をしてゆけば、結果として経験をつうじた能力あるいは人的資本の蓄積に差が出てくるのは当然である。そしてそれこそ本当の差別になる。そして有能な女性に対するそうした差別によって得べかりし利益を失うのは女性本人だけではなく企業そのものでもあるのである。第二は家庭と両立する企業をめざせという事である。最近では女性は結婚しても仕事はやめない人が多く
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メガトレンドの変化が背景に

2011.12.23

社会は老若男女で構成されている。これにくらべて、これまでの日本企業の雇用はもっぱら若年者と壮年男子から成るきわめて偏った構成だった。雇用のノーマライゼーションとは、社会の人口構成と同じような組成に企業の雇用を編成しなおすことである。社会や家庭では、夫と妻、父親と母親、親と子など、老若男女がさまざまな形で役割を分担し合って共同生活をするのがふつうであり正常な姿である。そうであるとすれば、企業の労働力
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転職は悪いことではない

2011.12.17

転職というとそれぞれ人、個人個人の理由があるように感じられます。転職をして成功した人もいれば、前の会社がよかったと、現実をまえにぼうぜんとされている方もたくさんいらっしゃると思います。転職というのは一種の賭けのようなものではないだろうかと思います。若いころは、社会のことがよくわかっていないということがあります。じぶんが全力を尽くせるような仕事があるのだといきまいて、簡単に仕事をやめてしまって転職な
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社員は解雇されることで十分に制裁を受ける

2011.12.17

重大な違反行為があれば、社員は解雇されることで十分に制裁を受けるのであり、退職金まで没収するのは過剰な懲罰といえなくもない。もちろん、自分の行為によって会社に実害を与えている場合には、その賠償をする責任を負うのは当然のことである。ただ、会社の損害額がはっきりしていないのに、退職金全額を当然の、ごとく社員に吐き出させるのは、会社の優越的な地位の濫用であるとも思われるのである。退職金というのは、よく考
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企業内で組織された労働組合

2011.12.16

企業内で組織された労働組合は、長期的視野にたって組合員の雇用や労働条件を守ることを考えるから、企業間競争からの生き残りを強く意識し、時に労働条件の変更や雇用削減にさえ柔軟に対応してきた。各企業は、そうした条件のもとで、コスト削減による生き残り策として、雇用の多様化・流動化、すなわち非正規化を促進しながら正規雇用については個々の働き手の業績や能力によって賃金などの待遇を決定するという労働条件の個別化
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わずか〇・三%の大企業に集中する人気

2011.12.10

現在の就職(採用)活動では、出現率五%の即戦力のある優秀人材を巡って、企業は熾烈な人材獲得競争を行っている。一方で、九五%の学生は内定を獲得することに苦労しているという事実がある。企業にとっても、五%の学生に人気企業の内定が集中する結果、学生からの内定辞退に頭を悩ませるという事態に直面している。企業は、内定辞退率を高めに織り込んで多めに内定を出しているが、予想よりも多くの内定辞退があり、採用計画数
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時間配分は個人裁量に大幅にまかせる

2011.12.09

平成12年4月より、改正労働基準法のほかの部分の施行より1年遅れて、裁量労働制が適用される労働者の範囲が広がります。これを新裁量労働制といいます。近年、労働の成果が重視されるようになり、使用者の指揮命令になじまないような業務が増えています。業務の性質上、具体的な遂行の手段や労働時間の算定が難しい場合に、労働者の裁量に任せ、労使協定で労働時間を決定できる制度が裁量労働制です。実働時間(労働の征)に関
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最大年二〇〇万円のコミッションか支給される

2011.12.02

百貨店の売場の仕事は、大きく「計画・管理業務」「販売業務」「販売サポート業務」で構成される。従来は、正社員が「計画・管理業務」「販売業務」を担い、パートタイマーや契約社員は、主に「販売サポート業務」を行なうという図式だった。しかし、セールスパートナーは、「販売業務」を専門に手がける。それも、原則としてファッションや服飾小物など、お客へのアドバイスやコンサルティングを必要とする売場に配置される。つま
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