もしアメリカの雇用システムを流動型の雇用のモデルとみなすのなら、少なくとも次の二つを区別すべきである。一つは、内部労働市場型の雇用システムの衰退や解体あるいは縮小の結果としての雇用流動化、すなわち「事実」としての雇用流動化であり、外部労働市場の意味での流動化である。そしてもう一つは、専門職としての雇用システムが実現する雇用流動化、すなわち職業別労働市場型の「制度化」された流動化である。二つはまった
雇用の安定よりも転職の自由を... の続きを読む
企業が人材育成にかける余裕が無くなるなかで、今や人を育てる機能を企業に丸投げしてきた時代から企業、大学、家庭それぞれが役割分担して担う時代に変わってきている。その結果、大学も職業的自立、社会・職業への円滑な移行に必要な力を育成することが求められ、職業教育を否定すれば大学の存在意義自体が問われるように変化してきたのである。これが「大学と職業との接続問題」がことさらに注目されるようになった時代背景であ
大学に求められる新たな役割... の続きを読む