雇用の安定よりも転職の自由を

2012.01.08

もしアメリカの雇用システムを流動型の雇用のモデルとみなすのなら、少なくとも次の二つを区別すべきである。一つは、内部労働市場型の雇用システムの衰退や解体あるいは縮小の結果としての雇用流動化、すなわち「事実」としての雇用流動化であり、外部労働市場の意味での流動化である。そしてもう一つは、専門職としての雇用システムが実現する雇用流動化、すなわち職業別労働市場型の「制度化」された流動化である。二つはまったく異なるのであり、雇用の安定よりも転職の自由を、定着型の雇用よりも流動型の雇用を、といった議論がこぞって取り上げるのは、後者の流動性だ。

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すなわちアメリカの専門職やビジネスエリートの雇用システムであることを見誤るべきではない。




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