下り坂には下り坂のテクニックがある

2011.12.31

景気の後退期にどのような経営を行うか。企業経営者はおおいに悩むところである。私は、景気が上昇期にあるときと後退期にあるときとではそれぞれ異なるテクニックがあるのではないかと思っている。それは、駅伝に上りのスペシャリストと下りのスペシャリストがいることによく似ている。下り坂ではどうしてもスピードが出やすいが、出しすぎるとひざに負担がかかり、あとで足にダメージがくる。加速を制御し、腕を大きく振り、足を意識的に引き付けて高く上げることが、長い下り坂を下るときの、駅伝やマラソンの常識だという。この駅伝のテクニックには重要な示唆が含まれていると思う。つまり、「下り坂でアクセルを踏んではいけない」ということである。下り坂はゆっくり、ゆっくりと、スピードが出すぎないよう、加速しないように下るほうがよいということである。




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